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山田歯科医院Blog

兵庫県姫路市にある山田歯科医院からお送りするブログです。

1980年に開業して以来予防歯科、歯周病、矯正治療に積極的に取り組んでいます、そして歯根破折歯の接着治療にも取り組んでいます。

また抜髄した歯の一番大切な根管治療には最大限の努力を傾けています、そして必要に応じてマイクロスコープを使用しています。

一番得意とする予防歯科ではブラッシング指導を中心としておさとう指導も行っています、ブラッシングの技術指導では患者様にブラッシングの威力に気付いていただけるような指導をスタッフ一同心掛けています。

尚このブログの症例写真は患者様ご本人または保護者の方の御了承をいただいた上で掲載させていただいております
著しい楔状欠損

67歳の男性の方です、左下の小臼歯がしみるとのことでお越しになりました、拝見すると著しい歯のすり減りがあります。

 

原因は強い歯磨圧と歯磨剤に含まれる研磨剤です、とりあえず歯磨剤を使わないこと、力を抜いて歯を磨くことになります、次回から歯磨き練習をすることになって、しみるのが気になるという事だったので削らずにCR充填をしました。

 

             2018年10月2日

 

                 左側

 

          拡大 5番は歯髄が露出寸前です

 

                 右側

 

 

楔状欠損 http://www.yamadashika.jp/prevent08.html#a013

 

 

| 山田 豊和 | 楔状欠損 | 10:45 | - | - |
楔状欠損

55歳の男性の方です、メインテナンスと歯磨き練習を主訴としてお越しになりました。

 

以前歯を抜いたことがあったためお口の中の健康には並々ならぬ努力をなさっています、その結果オーバーブラッシングで歯肉の退縮とフェスツーン、楔状欠損が認められます。

 

先ず歯磨剤をやめて力の入れ過ぎを直しましょう、という事で歯磨き練習を始めることになりました。

 

  上顎左右1番歯頚部 楔状欠損 左上3番フェスツーン

 

臼歯部に欠損があり上顎両側7番遠心に歯石が付着しているもののそれ以外

はいい状態で維持できている

 

楔状欠損 http://www.yamadashika.jp/prevent08.html#a013

| 山田 豊和 | オーバーブラッシング | 12:56 | - | - |
エナメル質のすり減り

昨日お越しになった53歳の女性の方です、左上下7番は歯周病が進んでいて抜歯を勧めらたとのことです、できれば抜きたくはないとのことでお越しになりました。

 

お口の中を拝見したところオーバーブラッシングがあるものの抜歯しなければならない様には見えません、レントゲンでは左下7番遠心に歯槽骨の吸収はあるものの歯磨きで十分治りそうでした。

 

ただ歯ブラシは1〜2週間で開いてしまい取り換えるとのことだったのでかなりのオーバーブラッシングがあります、早速力の入れ具合の練習を始めました。

 

      右下7番遠心側に歯槽骨の吸収が認められる

 

        左下3番にフェスツーンができている

 

 エナメル質のすり減りと楔状欠損  歯磨剤は今日からやる事になった 

 

       上顎に比べて歯肉が少し腫脹している

 

         1週間ほど使った歯ブラシ 

 

        2週間くらい使ったタフトブラシ

 

山田歯科HP http://www.yamadashika.jp/

| 山田 豊和 | オーバーブラッシング | 00:00 | - | - |
楔状欠損

58歳の女性の方です、5月10日に入れ歯の具合がよくないので診てほしいとの事でお越しになりました、拝見すると上顎が転覆する状態の入れ歯で右で咬めば左が落ちてくる、左で咬めば右が落ちてくるという具合であまりよく咬めるとはとはいえませんでした。

また左下の5番、6番がひどい楔状欠損になっていてこのままでは5番が折れてしまいそうなほどの磨り減りになっていました。

歯磨剤を使って力を入れすぎて歯を磨いているとこのようなことになってしまいます、良かれと思って毎日磨いているのが返ってあだになっています、とりあえず歯磨剤をやめるようお伝えして早速歯磨きの練習を始めました。


          右下5番近心方向から 根管のところまで磨り減っている


                        もう少し頬側から


                       6番 近心頬側から


楔状欠損 http://www.yamadashika.jp/prevent08.html#a013

| 山田 豊和 | 楔状欠損 | 08:37 | - | - |
黒酢で歯が溶けてしまいました

以前からお越しになっていた56歳の女性の方です、先日お越しになったときインレーが浮き上がっていたので酸蝕症を疑いました。

酢を飲んでいないかお尋ねしたところここ5年ほど毎日黒酢を飲んでいるとのことでした、健康のため酢を常用なさっていたようですが、歯が溶けてしまっては健康のためとはいえません,やめたほうがいいことをお伝えしました.

健康のためと思って一生懸命やっていることが返って健康を損なってしまうことがあります、歯磨剤による楔状欠損や力の入れすぎによる歯肉の退縮もその中のひとつです。

コマーシェルを鵜呑みにするのも考え物です、気をつけていただきたいと思います。


          エナメル質が1mmほど溶けてインレーが浮き上がっている

楔状欠損 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=90
歯肉の退縮 その1 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=109
歯肉の退縮 その2 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=880
歯肉の退縮と楔状欠損 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1107

| 山田 豊和 | 酸蝕症 | 05:29 | - | - |
オーバーブラッシング

24歳の女性の方です。

右上切歯のレジン充填が変色して裏側がざらついているので治してほしいとのことで来院なさいました。

硬質レジンという素材はわずかですが吸水性があります、したがって充填後時間の経過とともに少しずつ変色が起こってきます、こればかりはどうしようもありません.

できることといえばコーヒーやウーロン茶等の着色しやすい食品をを頻繁に摂取しないよう気をつけるしかありません。

裏側のざらついているのは充填がうまくできていなくてざらついていたものと考えられます、丁寧にうまく充填すれば解決できるでしょう。

お口の中を拝見すると歯磨きの時の力の入れすぎによる歯肉の退縮、歯頚部の歯根露出、フェスツーン、歯磨剤によるエナメル質の平滑化が顕著に現れていました。

歯が長くなってきたように感じませんかとお尋ねしたところそのように感じていたとのことでした、また歯ブラシは開きませんかとお尋ねしたところ開いてしまうので1ヶ月で交換しているとのことでした。

典型的な力の入れすぎです、歯磨き練習をして歯肉や歯を傷付けない力の入れ加減を身につけていただきたいと思います。

歯磨剤を使ってこの歯磨圧で歯磨きを続けていただくと将来はもっとひどい楔状欠損や知覚過敏で悩むことになるでしょう。


 フェスツーン、歯肉の退縮、歯根露出、楔状欠損 若い女性のオーバーブラッシングです


                  犬歯の近心に楔状欠損が出来ている


           反対側の犬歯にも同じような楔状欠損が出来ている

オーバーブラッシング http://yamadashika.jugem.jp/?eid=760


| 山田 豊和 | オーバーブラッシング | 13:59 | - | - |
楔状欠損

40歳の女性の方です、右下の5番が先週の頭から熱いものがしみるとの事で来院なさいました、また咬んだときにも痛みがあるとの事でした。

拝見してみると抜髄している様子なのですがご本人はこの歯がしみると仰るのでレントゲンを撮ってみました。

レントゲンの所見はやはり抜髄してあって根管充填が不十分で4番は根尖に陰影が見られました。

5番については根管充填は不十分ながらそれほど顕著な感染を疑う所見はありませんでした、とりあえず確定診断ができないのでもう少し経過観察をすることになりました。

お口の中を拝見するとがんばって歯を磨いているようでしたが楔状欠損が見られたので説明をして歯磨剤をやめることと、歯磨圧を弱くすることをお話して早速歯磨き練習を開始しました。

歯の健康を考えるあまりがんばって歯磨きなさる方が多いのですが力が入りすぎている傾向があります。

このような歯磨きを続けていると歯肉が磨り減って来て歯根が露出してきます、そしてほとんどの方が歯磨剤を使っているので象牙質が削られてきて楔状欠損ができてしまいます。

歯を大事にしようと思ってやっていることが返って歯を傷つけてしまうことになります、むし歯でもないのに歯が欠けてしまうわけですから絶対に避けていただきたいと考えています。

歯磨きには歯磨剤は使わないようお話しています、ノンペースト・ノンウオーターが歯を傷つけることはありません、また力を抜いて磨けるようになれば歯肉をすり減らすこともありません。

是非ともそのような歯に優しい歯磨き技術を身につけていただきたいと考えています。


                 向かって左側の歯がしみるとの事です


          右上の小臼歯部 5番に大きな楔状欠損が見られます


                  左側の6番に楔状欠損が見られます


       左下1番(まん中の歯)の歯頚部に楔状欠損ができ始めています

楔状欠損 http://www.yamadashika.jp/prevent08.html#a013
ノンペースト・ノンウオーター http://www.yamadashika.jp/prevent08.html#04
毛先磨き http://www.yamadashika.jp/prevent08.html#kesaki



| 山田 豊和 | 楔状欠損 | 09:36 | - | - |
楔状欠損
女性の方です、歯がしみるとの事でお越しになりました。

拝見すると臼歯部の歯頚部に楔状欠損が見られました、歯磨剤の中に含まれる研磨剤によって起きることを説明してやめたほうがいい事をお伝えしました。

また力の入れすぎもみられたため力を抜いて磨くようお話しました、歯の表面の光沢からおそらく歯磨剤は少しだけ使っているように思われます。


               第一大臼歯の歯頚部に楔状欠損が見られる


上顎第二小臼歯に楔状欠損と歯肉のクレフトがある 歯面が研磨剤でぴかぴかになっている

楔状欠損 http://www.yamadashika.jp/prevent08.html#a013
| 山田 豊和 | 楔状欠損 | 09:22 | - | - |
オーバーブラッシングによる楔状欠損
50代の男性の方です。

奥様から口臭を指摘されて、歯周病ではないかとのことで来院なさいました。

診査したところ軽度の歯周病歯ではあったものの歯磨きできれいに治りそうでした。

口臭については喫煙も関係していると思われました。

力任せに歯を磨いていらっしゃるようで著しい楔状欠損が認められました。

歯磨剤をやめることをお勧めして、歯周病を治すためとこれ以上楔状欠損をひどくしないために歯磨き練習を始めていくことにしました。


               右上 歯が研磨剤によって削り取られている


                 左上 著しい楔状欠損になっている


             左下 歯肉が磨り減って歯根が露出して削り取られている


下前歯 エナメル質に歯磨剤による磨き傷が見られる 歯肉も磨り減って歯根が削れている

楔状欠損 http://www.yamadashika.jp/prevent08.html#a013



| 山田 豊和 | 楔状欠損 | 09:17 | - | - |
歯磨剤による楔状欠損
Uさん36歳女性の方です。

昨日左上第一大臼歯に黒い点を見つけられてむし歯ではないかとのことで来院なさいました、拝見するとむし歯であることが確認できました。

お口の中を診査さてていただいたところ、オーバーブラッシングによる著しい楔状欠損があり、歯肉がいじけていました。

歯磨きの様子をお聞きしたところ、歯磨きは大好きで固めの歯ブラシでゴシゴシ磨いているとのことでした、楔状欠損のところに物が詰まって気になって磨いてしまうとも仰っていました。 また歯ブラシは月に一本以上パーになってしまうとのことでした。

このような歯磨きをこれからも続けられたらそれこそ大変なことになるので、とりあえず歯磨剤をやめることと力を抜いて歯を磨けるように歯磨き練習をするようお勧めいたしました。

間食についてお聞きしたところ昼間は食べないとのことでした、夜にお酒を飲むときにちょこっと食べるだけだとのことだったのでこれならむし歯の心配はありません。

心配は歯磨きだったので、早速歯磨きの練習を開始いたしました。


            右上(向かって左)の小臼歯部に楔状欠損が見られます


 右上 楔状欠損と歯肉のいじけが見られます 左側の楔状欠損部に物が詰まるそうです


 左上 歯肉の退縮と楔状欠損が見られます 右に見える黒いところが主訴のむし歯です


      右下 オーバーブラッシングによる歯肉の退宿と楔状欠損が見られます


               左下 歯の表面がすりガラス状になっています


         左下犬歯 歯肉の退宿いじけ、エナメル質の著しい磨耗が見られる


左下第一小臼歯 エナメル質が歯磨剤の中の研磨剤により傷つけられてすりガラス状になっている

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楔状欠損 http://www.yamadashika.jp/prevent08.html#a013

| 山田 豊和 | 楔状欠損 | 14:35 | - | - |
歯磨剤による楔状欠損
Mさん33歳女性の方です。 知覚過敏があったので歯磨剤をやめれば治るとお伝えしていたのですが、磨いた気がしないとのことでやめておられませんでした。

磨いた気がしないのは磨けていないのと、歯磨剤を使うと磨けていなくても磨けた気がするのでやめられないのですが、きれいに磨けるようになれば磨けばそれこそ磨けている様になるので、歯磨剤を使わなくてもさっぱりして本当に磨けた気がするでしょう。

歯磨きを練習して磨いたらきれいに磨けるようになり、ぜひプラークが落ちた爽快感を味わっていただきたいと思います。

また歯磨剤をやめれば自然と知覚過敏は治ってしまいます、楔状欠損もこれ以上ひどくなることはありません。


楔状欠損があり力の入れすぎのため毛先が当たらず歯と歯の間にプラークが残っています
歯肉もいじけています

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楔状欠損 http://www.yamadashika.jp/prevent08.html#a013



| 山田 豊和 | 楔状欠損 | 16:44 | - | - |
歯肉のクレフト
Sさん37歳男性の方です、昨日右下の歯のむし歯と、口臭が気になるとのことで来院なさいました。

お口の中を拝見すると間食はあまりなさらないようでしたが、左下の第一大臼歯の根分岐部に10mmの深い歯周ポケットがありレントゲンでは根尖を超えた骨吸収が見られました。

ポケットの中に歯間ブラシを入れてみると出血があり悪臭がありました。これが口臭の原因だとは断定は出来ませんが、保存不可能なので抜歯となりました。

歯肉の状態を見ると強い力でゴシゴシ歯を磨いておられるようでした。歯磨きの様子をお聞きした所今は電動歯ブラシで磨いているとのことですが以前は普通の歯ブラシで磨いていたが3週間くらいで開いていたとの事でした。

著しいオーバーブラッシングが窺えるので力を抜いて磨けるように歯磨き練習をしていくことになりました。


   歯肉に斜めに切れ込みが見られます 歯ブラシの通った跡です 力を抜いて磨ける
   ようになると徐々に治って行きます


   抜歯となった歯ですが歯周ポケットが10mmありました また楔状欠損があります

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楔状欠損 http://www.yamadashika.jp/prevent08.html#a013
| 山田 豊和 | オーバーブラッシング | 06:50 | - | - |
歯磨きの副作用

Tさん33歳女性です、左の上が時々痛むとの事でお越しになりました。

むし歯があったのでそれはそれで治療することにして、オーバーブラッシング特有の歯の楔状欠損とフェスツーンが見られました、歯磨きの様子をお尋ねすると、1・2ヶ月で歯ブラシは交換するとの事でした。

 

歯肉の退縮、楔上欠損や知覚過敏はいわば歯磨きの副作用というべきものです、良かれと思って毎日やっていることでこのような事になるのは避けていただきたいと考えています。

力を抜いて歯を磨くようになれば歯ブラシはほとんど傷まなくなります、歯磨きの達人になると一年使っても歯ブラシはほとんど傷みません、もっとも3ヶ月くらいで歯ブラシの毛の弾力がなくなってきて磨く能率が落ちてきますのでそれくらいで交換したほうがいいとは思いまが・・・。

とりあえずこれ以上歯をすり減らさないように歯磨き剤をやめたほうがいいことをお伝えして、歯磨き練習も治療と平行してやっていくことになりました。


     歯磨きはがんばってやっているとの事でした さすがにきれいに磨けています


         残念なことに歯根の露出 楔状欠損 フェスツーンが見られます


  歯根の露出 フェスツーンが見られます 歯の表面が歯磨剤で研磨されてぴかぴかです


昨日の私の口の中です ここ35年ほど歯磨剤は使っていません 歯の表面は生えたときのでこぼこのままです 歯磨剤を使わないのでステインが沈着しているがプラークではないので見た目はよくありませんが害はありません 取るのは砂消しゴムでこすればほぼ落とせます また専用の器具を使えばきれいに落とすことは出来ます


       私が約4ヶ月使った歯ブラシです 達人ではないので少し傷んでいます

歯根露出:歯肉を強くこすると歯ブラシの毛で磨り減り歯の根っこが出てくること 歯を磨くときは歯肉をこすらないように磨く必要があります

フェスツーン:歯ブラシで強く歯肉をこするとその刺激に負けまいとして歯肉がロール状に肥厚すること いわば磨きダコです

楔状欠損:歯磨剤を使って力を入れすぎて歯を磨くと歯肉が磨り減ってやがて歯根が露出してきて歯磨剤の中に配合してある研磨剤で歯根が楔状に磨り減ること これは歯根が象牙質で出来ていてエナメル質より軟らかいので早く磨り減るため


オーバーブラッシング http://yamadashika.jp/prevent08.html


 

| 山田 豊和 | オーバーブラッシング | 06:45 | - | - |
歯磨き剤(歯磨き粉?)による歯の著しい磨り減り
Kさん左側の歯が半年くらい前からかんだ時きゅっと痛むとのことで来院されました。

拝見すると左右の上下の歯の付け根に著しい歯のすり減りが見られました、これもその原因かと疑い詳しく調べた結果原因は左下の詰め物の下でむし歯が再発しているのが痛みの原因と判明しました。

それはそれで原因が判明してその処置をすることになりましたがこの歯の磨り減りはあまりにもひどいので放置するわけにはいきません。

歯磨き剤に含まれている研磨剤と力を入れすぎて歯をごしごしこすったのが原因だとお伝えして、とりあえず歯磨き剤(歯磨き粉)を使わないようにとお伝えして歯磨きの練習、特に力を抜いて歯肉や歯を傷めることなく磨けるよう練習を始めることになりました。


右上の歯:歯の付け根が磨り減り知覚過敏になって無意識に歯磨きの時にこすらなくなってプラークがたまり虫歯になって黒くなっている


左上の歯:歯の付け根が歯磨き剤の研磨作用により著しく磨り減っている



楔状欠損 http://yamadashika.jp/prevent08.html#a013
| 山田 豊和 | オーバーブラッシング | 18:28 | - | - |
オーバーブラッシング
1ヶ月くらい前から来医院されている45歳の男性の患者さんです。

主訴は右上の前から2番目の歯(側切歯)に被せたものが臭いとのことでした、被せたものの中でむし歯が再発し隙間にプラークや食滓(食べ物のカス)がたまって腐敗しているのが原因と思われました。

しかし3本くっつけて(連結して)被せてあるので外れてはいませんでした、とりあえず冠を切断してはずし根っこの治療(根管治療)を始めることにしました。

それはそれとして この方は非常に意識の高い方で歯を大切にされています、そのため一生懸命歯磨きをされていました。

がんばって磨く余り 力が入りすぎ歯肉が著しくすり減っていました(*歯肉退縮) 事情を説明して 力を抜いて歯肉を磨り減らさない歯磨きの方法を練習していくことになりました。

歯を大切にしようとやっている歯磨きが歯肉をすり減らすことになってしまっているので残念です、このような状態を我々の医院では歯磨きの副作用と言っています。


  犬歯の歯肉がすり減っています      これは14歳の方の磨り減っていない歯肉です

このような歯磨きが習慣になっている方は歯ブラシがすぐに開いてしまいます。

テレビのCMで歯ブラシを背中から見て毛がはみ出したら歯ブラシの換え時ですと言うコマーシャルをしていますがそもそも歯ブラシの毛がはみ出すようでは力が入りすぎです。

歯ブラシが1ヶ月以内で開いてしまう方は程度の差はあれ何らかの歯肉の退縮や歯の磨り減り(**楔状欠損)が起きていると考えてください。 

これが進行すると(***知覚過敏)になるので気を付けてください。

*歯肉退縮  
通常歯ブラシで力を入れ過ぎてこすりすぎて磨り減ることがほとんどです、歯周病が著しく進行したときにも起る事がります。

**楔状欠損 
歯磨き剤を使って歯を磨くと中に含まれている研磨剤で歯が磨り減って起こります、歯肉が磨り減って歯根が露出すると進行が早くなります、歯磨き剤を使わないことをお勧めします。


真ん中の歯の付け根が楔状に欠損しています   歯周病で抜歯した歯です
知覚過敏も出ています 32歳女性           楔状欠損が左右に見られます

***知覚過敏 
歯ブラシで歯肉退縮が起こり歯根が露出して楔状欠損が起こると歯がしみたり歯ブラシの先が当たったりすると鋭い痛みを感じる状態です、歯磨き剤をやめると1ヶ月もすれば治ります。

これらはいずれも不適切な歯磨き(オーバーブラッシング:力の入れすぎ)によって起こります、歯や歯肉を傷めず隅々まできれいに磨く技術は歯の健康を維持する上で大切だと考えています。

歯磨きが本当に上達すると1年使っても歯ブラシの毛は開きません、ただし1年も使っていると毛の弾力がなくなってくるのでプラークを落とす効率が落ちてきますから3・4ヶ月で交換したほうがいいと考えています。

オーバーブラッシング http://yamadashika.jp/prevent08.html

| 山田 豊和 | オーバーブラッシング | 07:50 | - | - |
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