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山田歯科医院Blog

兵庫県姫路市にある山田歯科医院からお送りするブログです。

1980年に開業して以来予防歯科、歯周病、矯正治療に積極的に取り組んでいます、そして歯根破折歯の接着治療にも取り組んでいます。

また抜髄した歯の一番大切な根管治療には最大限の努力を傾けています、そして必要に応じてマイクロスコープを使用しています。

一番得意とする予防歯科ではブラッシング指導を中心としておさとう指導も行っています、ブラッシングの技術指導では患者様にブラッシングの威力に気付いていただけるような指導をスタッフ一同心掛けています。

尚このブログの症例写真は患者様ご本人または保護者の方の御了承をいただいた上で掲載させていただいております
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オーバーブラッシング
1ヶ月くらい前から来医院されている45歳の男性の患者さんです。

主訴は右上の前から2番目の歯(側切歯)に被せたものが臭いとのことでした、被せたものの中でむし歯が再発し隙間にプラークや食滓(食べ物のカス)がたまって腐敗しているのが原因と思われました。

しかし3本くっつけて(連結して)被せてあるので外れてはいませんでした、とりあえず冠を切断してはずし根っこの治療(根管治療)を始めることにしました。

それはそれとして この方は非常に意識の高い方で歯を大切にされています、そのため一生懸命歯磨きをされていました。

がんばって磨く余り 力が入りすぎ歯肉が著しくすり減っていました(*歯肉退縮) 事情を説明して 力を抜いて歯肉を磨り減らさない歯磨きの方法を練習していくことになりました。

歯を大切にしようとやっている歯磨きが歯肉をすり減らすことになってしまっているので残念です、このような状態を我々の医院では歯磨きの副作用と言っています。


  犬歯の歯肉がすり減っています      これは14歳の方の磨り減っていない歯肉です

このような歯磨きが習慣になっている方は歯ブラシがすぐに開いてしまいます。

テレビのCMで歯ブラシを背中から見て毛がはみ出したら歯ブラシの換え時ですと言うコマーシャルをしていますがそもそも歯ブラシの毛がはみ出すようでは力が入りすぎです。

歯ブラシが1ヶ月以内で開いてしまう方は程度の差はあれ何らかの歯肉の退縮や歯の磨り減り(**楔状欠損)が起きていると考えてください。 

これが進行すると(***知覚過敏)になるので気を付けてください。

*歯肉退縮  
通常歯ブラシで力を入れ過ぎてこすりすぎて磨り減ることがほとんどです、歯周病が著しく進行したときにも起る事がります。

**楔状欠損 
歯磨き剤を使って歯を磨くと中に含まれている研磨剤で歯が磨り減って起こります、歯肉が磨り減って歯根が露出すると進行が早くなります、歯磨き剤を使わないことをお勧めします。


真ん中の歯の付け根が楔状に欠損しています   歯周病で抜歯した歯です
知覚過敏も出ています 32歳女性           楔状欠損が左右に見られます

***知覚過敏 
歯ブラシで歯肉退縮が起こり歯根が露出して楔状欠損が起こると歯がしみたり歯ブラシの先が当たったりすると鋭い痛みを感じる状態です、歯磨き剤をやめると1ヶ月もすれば治ります。

これらはいずれも不適切な歯磨き(オーバーブラッシング:力の入れすぎ)によって起こります、歯や歯肉を傷めず隅々まできれいに磨く技術は歯の健康を維持する上で大切だと考えています。

歯磨きが本当に上達すると1年使っても歯ブラシの毛は開きません、ただし1年も使っていると毛の弾力がなくなってくるのでプラークを落とす効率が落ちてきますから3・4ヶ月で交換したほうがいいと考えています。

オーバーブラッシング http://yamadashika.jp/prevent08.html

| 山田 豊和 | オーバーブラッシング | 07:50 | - | - |
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