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山田歯科医院Blog

兵庫県姫路市にある山田歯科医院からお送りするブログです。

1980年に開業して以来予防歯科、歯周病、矯正治療に積極的に取り組んでいます、そして歯根破折歯の接着治療にも取り組んでいます。

また抜髄した歯の一番大切な根管治療には最大限の努力を傾けています、そして必要に応じてマイクロスコープを使用しています。

一番得意とする予防歯科ではブラッシング指導を中心としておさとう指導も行っています、ブラッシングの技術指導では患者様にブラッシングの威力に気付いていただけるような指導をスタッフ一同心掛けています。

尚このブログの症例写真は患者様ご本人または保護者の方の御了承をいただいた上で掲載させていただいております
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歯磨剤によるエナメル質の傷

23歳の女性の方です、この秋からオーストラリアへ2年間ワーキングホリデーで行くので歯の検診をしてほしいとのことで1年4ヶ月ぶりに来院なさいました。

拝見すると上顎中切歯の唇面が歯磨剤で傷つけられてすりガラス状になっていました、歯磨きの様子をお聞きしたところ歯磨剤を使って歯を磨かれているようでした。

また歯ブラシの痛みについてお尋ねしたところすぐに開いてしまうのでお友達の歯科衛生士に柔らかめの歯ブラシを勧められて今は軟らかめの歯ブラシを使っているとの事でした。

昨年の3月に私どものところで歯磨き練習をしたのですがそのとき歯磨剤を使わないで歯磨きをするようにお話をしました。

しばらく使わなかったそうですがそのうち使うようになって、歯の黄ばみも気になったので一生懸命磨いたそうです、しかし磨けば磨くほど黄ばみがひどくなったと仰っていました。

おそらくエナメル質が磨り減って薄くなり象牙質の色が目立つようになって黄色くなったのではないかと考えています。

このまま歯磨剤をたっぷり使って歯を磨き続けると歯肉が退縮して歯根が露出し楔状欠損になってしまいます。

それを防ぐためとりあえず歯磨剤をやめるようお話しました、そして歯肉をすり減らさない力で歯を磨けるようもう一度歯磨き練習を再開することになりました。


上顎中切歯の唇面がつるつるになっている 右下犬歯の歯頚部が露出して歯が長くなっている


エナメルが研磨されてつるつるになり細かい擦り傷が付いている 歯磨剤をやめてしばらくすると細かい傷がなくなってぴかぴかになってきます


使っている歯磨剤が少ないためこの辺りを磨く時は唾液で薄まってしまい歯が磨り減らなくなっていたと解釈できる したがって周波条(細かい横じま)がそのまま残っている


右下の犬歯(中央)は歯肉が退縮して歯が長くなっている 周波条も磨り減ってなくなってしまっている歯頚部にはフェスツーンもできている


左側の犬歯は内側に入っているため歯ブラシが当たりにくかったので歯肉の退縮やエナメル質の磨り減りは起きていないため周波条も残っている

フェスツーン http://www.yamadashika.jp/prevent08.html#a011







| 山田 豊和 | オーバーブラッシング | 12:10 | - | - |
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